<WBC>韓国、オランダに勝てば1次ラウンド1位の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.02 16:37
7日に行われる韓国-オランダ戦は、2017ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組の最高のビッグマッチだ。勝者はA組1位で2次ラウンドに進出する可能性が高い。オランダは2013年WBC1次ラウンドで韓国を5-0で破り、旋風を起こして4強入りした。4年前よりさらに強い戦力で今大会に臨む。
欧州で野球は人気スポーツではない。しかしオランダ代表はカリブ海沿岸の海外領土アルバとキュラソー島出身の選手が中心だ。今大会にオランダ代表のコーチとして参加したキュラソー島出身のアンドリュー・ジョーンズ(40)はメジャーリーグで434本塁打をマークした。ジョーンズの成功を見たキュラソー島の子どもたちは野球を通じてアメリカンドリームを夢見ている。いわゆる「ジョーンズ・キッズ」のジョナサン・スコープ(26、ボルティモア)、ティディ・グレゴリウス(27、ニューヨーク・ヤンキース)、ザンダー・ボガーツ(25、ボストン)は昨年メジャーリーグで本塁打20本以上を放った強打者だ。日本プロ野球シーズン最多本塁打記録(2013年60本)を持つウラディミール・バレンティン(33、ヤクルト)もいる。