朴大統領、最後まで法の前に立たず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 07:48
「過去4年の在任期間を振り返ってみました。不足した点も多くて…」。憲法裁判所で27日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の「意見書」が朗読された。弁論の当事者はいなかった。大統領代理人団所属の李東洽(イ・ドンフブ)弁護士(元憲法裁判官)が代わりに読み上げた。24日に決まっていた最終弁論がこの日に延期されたのは、大統領の出席の準備などに時間が必要だという代理人団の主張のためだった。代理人団は大統領が出席する場合、国会側の質問は受けないようにしてほしいと何度か要求し、裁判官は受け入れなかった。結局、大統領は大審判廷に現れなかった。憲法裁判所は青瓦台(チョンワデ、大統領府)から直線距離で約1.3キロのところにある。
「私は政治家として守るべき価値のうち最も重要なことは『国民との約束を守ること』だと信じて生きてきました」。朴大統領は意見書で約束を強調した。この意見書で「約束」という言葉を13回使った。