現代重工業の告白…「世界1等のスローガンに酔い放漫」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.16 11:07
現代(ヒョンデ)重工業が社内報を通じ「世界1等」というスローガンに酔っていた過去の放漫な運営を告白した。4月の分社を控えこれに反対する労組を狙って自社の「痛い過去」を公開した格好だ。現代重工業は2014年に会社創立後で最大となる3兆2000億ウォン台の営業損失を記録し衝撃を与えた。翌年も1兆5000億ウォン台の赤字を記録し、昨年は3年ぶりに営業利益1兆6419億ウォンを出しようやく黒字に戻った。
現代重工業は「造船業が不況に入り造船業がこれ以上非造船を守れない状況になった。事業分離は未来のための必須選択であり、みんな一緒に生きるための唯一の道」と15日に明らかにした。現代重工業は27日に株主総会を開き、会社を▽造船・海洋・エンジン(存続法人現代重工業)▽電機電子(現代エレクトリックアンドエネルギー)▽建設装備(現代建設機械)▽ロボット(現代ロボティクス)の4社に人的分割する案件を議決する予定だ。太陽光発電事業(現代グリーンエネルギー)部門と船舶アフターサービス部門(グローバルサービス)はそれぞれ存続法人である現代重工業と新設法人の1社である現代ロボティクスの子会社となる。