【取材日記】京畿道議会による「独島少女像」の独りよがりな行動(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.26 09:07
昨年12月13日、京畿道(キョンギド)議会本会議場。京畿道議会の団体「独島愛・国土愛の会」(以下、独島愛の会)会長である共に民主党所属のミン・ギョンソン道議員が、5分間の発言を通じて「独島(ドクト、日本名・竹島)平和の少女像」設置の必要性を力説した。当時、反対したり外交的な波紋を指摘したりする議員は誰もいなかった。
その後となる同28日、市民団体が釜山(プサン)日本領事館前に設置した少女像が区庁によって強制撤去後、二日ぶりに再び設置されるということが起きた。日本政府は抗議を表す意味で、長嶺安政駐韓日本大使と森本康敬釜山総領事を一時帰国させた。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が、今月13日に国会に出席して「領事公館前にいかなる施設や造形物を設置するのも望ましくない」と発言したことを受け、葛藤はやや沈静局面に入ったかのようだった。