【社説】過渡期の韓国外交、安定的状況管理が最善だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.09 08:46
日本の安倍晋三首相がきのう「日韓慰安婦合意は政権が変わっても実行されなければならない」と強調した。韓国の民間団体が釜山(プサン)の日本総領事館前に慰安婦少女像を設置したことに対する抗議の表示として駐韓大使と釜山総領事を召還し、韓日間通貨スワップ交渉中断を宣言してから2日ぶりに首相が直接乗り出して韓国の現政権と次期政権を圧迫した格好だ。適当な対応カードがない外交部はどうすることもできず日本の圧迫が和らぐことだけを願っている。
年初から韓国外交は袋叩きの境遇だ。中国に蹴られ、日本に爆発され、米国に無視される格好だ。高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に反発する中国は圧迫レベルを高め続けている。昨年7月から韓中軍事協力を全面中断したのに続き、韓流禁止令を拡大し、韓国企業に対する規制を強化している。