【コラム】政治的計算で汚された釜山東区少女像事態
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.04 07:36
昨年12月28日、釜山東区の日本領事館前に少女像が設置されてから4時間後に区によって強制撤去され、2日後に再び設置されるという事態があった。釜山東区が少女像を強制押収した43時間、多数の国民が怒った。
今回の事態は朴槿恵(パク・クネ)政権が2015年12月28日に日本と慰安婦問題を合意して始まった。日本大使館の前に設置された少女像の移転を考慮するという文面があるが、日本領事館前に少女像がまた設置されたため撤去したのだ。
難しい撤去という行政執行を外交部と釜山市が釜山東区に押しつけ、東区の末端の公務員は区長の指示を受けて少女像を撤去した後、釜山のある野積場に放置した。その後、市民の怒りが釜山を越えて全国に広がると、パク・サムソク釜山東区長は少女像の設置を黙認するといって一歩退いた。そして「少女像の強制撤去と少女像を移した位置まで報告を受けることができなかった」という信じがたい発言をした。