【中央時評】平壌首脳部に送る忠告=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.24 14:09
2016年の年末を送る韓半島(朝鮮半島)には暗雲が垂れ込めている。弾劾の過程にいる大統領、予測不可能な混沌状態の政界、年を越して続くとみられるろうそく集会、冷え込んだ経済指標まで。もしここに安保の危機までが迫れば、まさに総体的な難局を免れるのが難しくなる。平壌(ピョンヤン)の動きが気になる理由だ。
特に問題は魔の1月だ。毎年この時期になるとキー・リゾルブ韓米軍事演習が始まり、トクスリ訓練が後に続く。来年は国内の情勢を考慮し、軍事演習と訓練の強度もさらに強まると予想される。拡張抑止力の増強を保障するレベルで多くの米軍先端戦略武器が韓半島に展開する可能性もある。2017年の韓半島の安保状況は、平壌がこうした流れにどう対応するかによって大きく変わるしかない。