【中央時評】光化門抗争、光化門精神、光化門交響楽=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.16 11:50
光化門(クァンファムン)抗争により大韓民国は歴史の峠道に置かれている。過去の構造と価値は明白な退場命令を受けたが、新たな希望と秩序はまだ薄い局面だ。安堵と懸念が交差しているが、広場の大交響楽を生み出した指揮者のいない市民オーケストラは歓喜の頌歌につなげなければならない。大参加を十分に整理しなければならない理由だ。
1つ目に、大統領の逸脱だ。在任中続いた大統領の逸脱は‘大韓民国号’全体の混沌と方向喪失につながった。道徳・価値・教育・国の品格・政治・経済・文化・憲法上の代価は苛酷だった。選挙・検証・討論による大統領選択の過程は理念・陣営・個人の好みを越えて共同体市民の最も厳正な行為に違いない。大きな苦しみを経た今、「国民弾劾」と「議会弾劾」の段階が終わった。「司法弾劾」だけ残ったが主権者と立法者の決定を尊重する純情な結末を通じて国家は迅速に正常化しなければならない。