超低金利8年パーティー終わり…新緊縮時代の幕が上がった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.16 08:32
米国が1年ぶりに政策金利を引き上げ、新緊縮時代の幕を開いた。グローバル金融危機以降8年間続いた超低金利時代が終わろうとしているのだ。司空壱(サゴン・イル)世界経済研究院理事長は「金融危機から抜け出すためにゼロ金利と量的緩和という非伝統的通貨政策を駆使した中央銀行が伝統的通貨政策に戻っている」と評価した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は14日(現地時間)、市場の予想通り政策金利を0.25%引き上げ、0.25-0.75%とした。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は記者会見で「利上げは米国経済に対する自信の表示」と述べた。
特にFOMCは今後の金利予想値を従来より引き上げた。来年末の金利は1.4%に達すると予想した。0.25%ずつ3回引き上げるという見方だ。従来の利上げ回数と予想値(2回引き上げ、1.1%)を超える。