韓経:【コラム】経済コントロールタワーの復旧が急がれる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 13:52
何を書けばよいのだろうか。1987年の6月民主抗争後に民主化が進み、かなりの部分が除去されたと信じていた韓国政治の積弊がこのように素顔を表した状況で、何か書いたところで意味があるのだろうかという無気力に襲われる。
純粋経済学理論は一般均衡理論と部分均衡理論に区分される。一般均衡理論は経済変数間の相互作用を考慮し、すべての変数を内生的に決める。一方、部分均衡理論は一定の変数は外生的に与えられていると仮定し、残りの変数を内生的に決める。理論的完成度や一貫性の面で一般均衡理論がより好まれるモデルだが、現実を説明するには部分均衡理論が優れている場合が多い。問題は、部分均衡の場合、外生変数がなぜそのように動くのか理解できない状態で、ただ与えられたと仮定するため、そのような仮定のもとで導き出された解が経済的に本当に最適な解なのか分からないということだ。