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<チャイナインサイト>中国の人民元崛起…ドルを超え世界覇権を夢見る(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 10:04
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これまでの人民元の国際化過程を見ると、「貿易決済通貨→投資通貨→準備資産通貨→基軸通貨」という順序を踏んでおり、いまはもうその最後の段階に来ている。現段階で中国が望むのは、単純にドルを追い越すのではなく、中国の経済規模に見合った人民元の位置付けの構築だ。

英エコノミスト誌は昨年6月に中国経済が米国を追い越す年として2026年を予想した。時間は味方というのが中国の考えだ。世界に作られる人民元ハブで決済・投資・運用を図り、その後自然に基軸通貨として牽引されるのを待とうというのが中国の戦略だ。

 
英国の欧州連合(EU)離脱で英ポンドの力が落ち、アジアインフラ投資銀行(AIIB)主導の一帯一路(陸上・海上シルクロード)プロジェクトの実施で東南アジア、中東、中央アジア、アフリカなど74カ国で人民元に対する備蓄・使用・決済が増えることはプラス要因だ。

最も直近で提示された目標は「オイル人民元」時代の開幕だ。国際原材料市場の価格決定権に参加するため上海に人民元建ての原油先物市場が開設される予定だ。米国に続き世界2番目の3.35億トンの原油を輸入する中国は総消費量の63.5%を輸入しており、これは世界消費量の7.7%に相当する。

◇人民元経済圏に対する韓国の対応

まず韓国の金融機関は人民元業務を強化し、韓国企業の投資と貿易時に人民元を積極的に活用できるよう支援しなければならない。人民元が日増しに決済手段としての役割が大きくなっているのに比べ韓国内の貿易で人民元の割合はわずかで、中国内需市場進出の限界となっている。昨年の中国の貿易のうち人民元の決済割合は30%近くになるが、韓国の人民元決済は5%程度にとどまっている。

2番目に昨年12月に発効した韓中自由貿易協定(FTA)は両国間の貿易と人民元決済を同時に促進させられる要因で、これに対する積極的な活用が必要だ。特に韓国は中国との貿易で多額の黒字を上げており、人民元での決済を要求される可能性が大きい。

3番目は中国の自由貿易区(FTZ)と一帯一路プロジェクトの人民元政策で機会をつかまなければならない。2013年にできた上海FTZで人民元両替と金利自由化、外資企業に対する内国民待遇などが先に施行され、これらの措置はその後追加されたFTZ10カ所に拡大している。また、中国の一帯一路計画では投資対象国との人民元決済システム構築を明示している。

筆者はあるセミナーで「人民元国際化」の終結点を尋ねる質問に「ソマリアの海賊が人質の身代金を人民元で要求する時」という比喩で話題を投げかけたことがある。いまやその日は急速に近づいているという判断だ。

キム・ドンハ釜山(プサン)外国語大中国学部教授


<チャイナインサイト>中国の人民元崛起…ドルを超え世界覇権を夢見る(1)

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