<崔順実ゲート>崩壊した常識にうっ憤「順実症」深まるばかり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.28 14:35
大学卒業後2年間、行政高等試験を準備してきたチョさん(26)は最近勉強をやめた。崔順実(チェ・スンシル)被告の国政壟断事件の捜査を見守りるなか、朴槿恵(パク・クネ)大統領がこれまで推進してきた政策の中でいくつかが国民のために行われたものでないことに気付いたからだ。チョさんは「何の資格もない秘線実勢(陰の実力者)の一言に国家の政策が一進一退したという事実を知ってう怒りがぶり返した。公務員になったところで何ができるかという虚しい気がして行政高等試験の勉強をやめた」と話した。
国政壟断事態による政局の混乱が1カ月以上長引きくなか、激しく怒るあまりに憂鬱感・閉塞感を訴える人々が増えている。いわゆる「順実症(国政壟断事態で憂鬱感・閉塞感を感じる症状を称する新造語)」現象だ。フェイスブック・ツイッターなど各種ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)には「順実症を病んでいる」という書き込みが堰を切ったように載せられている。