「楽しむものがないソウル駅広場は0点の場所」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.18 09:43
米国・ニューヨークのマンハッタンの真ん中にあるブライアント公園はニューヨーカーの日光浴の名所として有名だ。冬にはスケート場も設置され、いつも人々で込み合っている。だが、以前は5本指に入るような避けるべき場所だった。1970年代の公園は9つのグループの麻薬商人が横行する麻薬取り引き場所として悪名高かった。「都市が発展するほど危険になる」という懐疑心が都市民の間に漂った時、ロックフェラー財団が公園を変えるのを後援すると乗り出した。81年頃にリモデリングを始めて今日の姿に変えた。塀がなくて、出入口が広く、便利な施設が設置された。
プロジェクトを実行したのは米国の公共デザイン関連民間団体であるPPS(Project for Public Space)だ。75年に発足したPPSはブライアント公園プロジェクトを皮切りにこれまで世界34カ国、3000カ所余りを越える「場所の変身」プロジェクトに参加した。