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【時視各角】朴槿恵、後ろ姿だけでも美しく残るべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.14 09:01
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土曜日の100万人(警察推算26万人)のろうそく集会に鉄パイプや竹槍、放水砲はなかった。広場の市民は「朴槿恵(パク・クネ)退陣」とともに「非暴力」を叫んだ。一部がポリスラインに圧力を加えると、「警察に何の罪があるのか、朴槿恵だけ退け」と言って引き止めた。この日の集会にはチョッキを着た全国民主労働組合総連盟(民主労総)・全国農民会総連盟(全農)よりも子連れの家族、おしゃれをした若いカップルが圧倒的に多かった。市民は歴史的な現場でスマートフォンで「認証ショット」を撮り、文化祭を楽しんだ。このような音のない川の水がさらに恐ろしいものだ。

朴槿恵大統領のリーダーシップは完全に崩壊した。正統性と正当性、道徳的信頼まで喪失した。付属秘書官の携帯電話から不法肉声録音ファイルが発見され、側近らは未明の鶏が鳴く前に背信を始めた。政治的蘇生の可能性は完全に消えた。いかなる収拾策を出しても「巫女にコントロールされて国政をつぶしながら何を根拠に国政を収拾するつもりか」という言葉に反論は不可能だ。保守結集の空しい期待も終えなければいけない。これ以上権力に未練を持つのは愚かなことだ。

 
いま大韓民国の前には3つの選択が置かれている。最初が下野だ。朴大統領が自ら退く兆しがないだけに、力と力が衝突する極端選択カードだ。振り返れば李承晩(イ・スンマン)、崔圭夏(チェ・ギュハ)元大統領が下野した。しかし深刻な混乱と軍事クーデターの反動が後に続いた。もし朴大統領が下野すれば、今後、支持率5%やろうそく100万本以上なら必ず退かなければいけない非法的先例が残るのも気にかかる。米国は227年間でニクソン大統領一人だけが下野した。ウォーターゲート事件のために弾劾で追い出されることが確実になると、自ら退いたのだ。法治国家なら下野はこのように弾劾が確定的である場合に限り現実性を帯びる最後の劇薬処方だ。

2つ目は弾劾だ。憲法精神に最も合う合法的手続きだ。しかし6カ月ほどの時間と混乱が避けられない。まず検察・特検の捜査を通じて違法行為から確実に調べなければいけない。国会に弾劾案が発議されてもセヌリ党が反対すれば意味がなく、憲法裁判所が弾劾決定をするかどうかも不透明だ。大統領の職務が停止すれば誰が権限代行をするかも問題だ。黄教安(ファン・ギョアン)首相か、金秉準(キム・ビョンジュン)首相指名者か、与野党が新首相に合意して座らせるのか、1年3カ月残った任期を勘案すると、果たして弾劾が賢い解決法なのか疑問だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が「いっそのこと弾劾しなさい」というのも時間を稼ぐためとみられる。

最後のカードが大統領の第一線からの退陣と挙国中立内閣だ。共に民主党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表は「一線から後退すれば命だけは助ける」と述べた。朴智元(パク・ジウォン)国民の党院内代表も「離党、党首会談を通じた首相合意推戴で秩序正しく退陣するべきだ」と要求した。セヌリ党の非朴派も非常事態会議で秩序正しい退陣を促した。親朴派を除けば与野党の大統領退陣と挙国内閣に対する積集合は意外に広い。こうした中道協議派が空間を広めてこそ政局を収拾することができる。朴大統領も失敗した大統領を越えて決して不幸な大統領になってはいけない。憲政の中断を防いで無事に任期を満たすのが国民に対する最後の礼儀だ。

退陣の前には内政と外政、軍統帥権者など複雑な権力分担が隠れている。我々が一度も経験したことがない道を進むものだ。法律的にあいまいな部分はもう政界が政治力で解かなければいけない。野党も責任を持って対応する必要がある。反射利益を享受しながらそれとなく今の状況を楽しんでいてはいけない。国民は「大統領退陣」を叫びながら次の政権を誰に任せるかも秤にかけている。何よりも韓国社会が崔順実(チェ・スンシル)事態で責任者処罰と政権交代を越え、世の中の変化を望んでいることも忘れてはいけない。国民は今回の国政壟断はもちろんチョン・ユラ氏の大学進学のためにあらゆる不法があったことに大きな衝撃を受けた。こうした社会的な怒りを勘案すると、朴大統領はあまりに長く沈黙してはいけない。朴槿恵政権は事実上終わった。後ろ姿だけでも美しく残ることが重要だ。ろうそく集会で見せた成熟した大韓民国を信じて最後の選択をしなければいけない。

イ・チョルホ論説室長

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