韓国経済、「アイスクリフ」の前に立った(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.07 17:03
中央日報は韓国内の主要経済専門家に混沌の中にある韓国経済に対してアドバイスを求めた。彼らは今の危機を1997年のIMF通貨危機よりも深刻だと診断した。このため、国家最高統治権者までかかわった不法事態について厳しくその是非を問うこととは別に、国民全員が一致協力して国家経済の危機に冷静に対処しなければならない時だと言う。
KAIST(韓国科学技術院)未来戦略大学院のイ・グァンヒョン院長(62)は「怒りの力を成長のエネルギーに変えるべき時」とし「是非は問うべきだが、企業がいま第4次産業革命の津波に乗らなければ飲み込まれていってしまうだろう」と話した。創造経済研究会のイ・ミンファ理事長(63)も創業生態系のような創造経済は望ましく、今後も継続していくべきだと強調した。イ・ミンファ氏は「一部の間違った人々のせいで全体を亡ぼす『部分の誤謬』に陥ってはいけない」とし「第4次産業革命の革新は、小さくて開放されているベンチャーを通じて進んでいく」と話した。