<崔氏韓国国政壟断>15カ月間ソウルとドイツを行き来した理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.31 15:31
崔順実(チェ・スンシル)氏(60)が30日に急きょ帰国した中、過去15カ月間にわたりソウルと独フランクフルトを密かに行き来した点に関心が集まっている。フランクフルト現地取材を総合すると、崔氏は娘チョンユラ氏(20)と1歳の子どものために「第2の根拠地」を用意しようと東奔西走したと推定される。崔氏がドイツに設立した現地法人2カ所(WIDECスポーツ、ザ・ダブルK)は韓国から外貨を搬出するための「資金洗浄窓口」である可能性もある。
崔氏の親子は昨年7月、現地法人「コアスポーツインターナショナル」を設立し、ドイツで活動を始めた。資本金は2万5000ユーロ(約300万円)。ドイツで有限会社を設立するうえで必要な最少資金だ。会社を設立すれば投資移民として認定され、「永住権」も受けることができる。ちょうど必要な分だけ投資したということだ。
崔氏は急いだ。ドイツ現地裁判所で入手したコアスポーツの登記簿謄本にはその前身が「マインジェ959」と出てくる。法人設立の時間を短縮するため、すでに設立されている法人を買収したと考えられる。崔氏は法人代表取締役として在独韓国人パク・スングァン弁護士を載せた。