<崔氏韓国国政壟断>「朴大統領、目にほこり入ると遊説中断、崔順実氏のところへ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.28 13:21
朴槿恵(パク・クネ)大統領の「秘線」疑惑を受けている崔順実(チェ・スンシル)氏(60)が、朴大統領の政治入門初期から衣装やヘアスタイルなどを助言するコーディネーターの役割をしたという証言が出てきた。1998年4月2日に行われた達城郡(タルソングン)国会議員補欠選挙をきっかけに政治に足を踏み入れた当時、崔氏が朴大統領の選挙区の自宅で一緒に過ごしながら世話をしたということだ。このため朴大統領の政治家デビュー決心過程に崔氏が影響を与えたという話も出ている。
補欠選挙当時に達城郡花園邑(ファウォンウプ)に設置された選挙事務所で選挙業務を総括したA氏は27日、記者に「当時、朴大統領の選挙運動を支援するためにソウルから3人が来たが、その中に崔順実氏-チョン・ユンフェ氏の夫婦がいた」と話した。続いて「崔氏は選挙運動期間、朴大統領と花園邑のマンションで一緒に過ごし、服・ヘアスタイルについて助言し、食事も準備した」と説明した。崔氏は選挙事務所に3回立ち寄ったが、すぐに出て行き、事務所の関係者とはほとんど対話をしなかったという。A氏は「知らない女性が事務室に入ってくるので職員に尋ねたところ『チョン・ユンフェ秘書室長夫人』と聞いた」と振り返った。