「ノート7使い続ける」というマニアたち…サムスン、どうする?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.18 10:09
8月中旬に予約注文でギャラクシーノート7を購入した会社員のパクさん(43)。9月初めに発表された1次リコールの時も交換を受けなかった彼は、生産中止発表後も確固として「交換してもらうつもりはない」と周辺に明らかにする。まず時間がない。予約購入者は先に電話で交換を申し込み、相談員が教える指定代理店を訪れるか郵便局宅配で製品を送らなければならない。パクさんは「案内文は読んでも複雑で、会社の仕事がとても忙しくこんなことに身を入れる時間はない」と話した。ノート7の機能はすべて気に入っており他の携帯電話に替えたくもない。彼は「来年初めまで待ってギャラクシーS8に替えることができるならそうしたい。ノート7の大画面とカメラ機能ともに満足しているのに、仕様が低いスマートフォンに乗り換えたくない」と話した。
9月中旬のリコール問題で一度ノート7を交換したキムさん(48)も「今度は交換するつもりはない」と話した。前回の交換も1時間も待たなければならなかった。彼は「心理的に再び代理店を訪れる気になれない。また、使うほどにこれほどの携帯電話はないようで替えたくない」と話した。
ギャラクシーノート7の生産中止発表後も交換や払い戻しの意思がないという顧客は1人や2人ではない。生産中止後に移動通信代理店で交換・払い戻しが始まったのは13日。 営業日基準で4日が過ぎたが、韓国国内55万人のノート7ユーザーのうち交換・払い戻しに出た人は10%に満たないものと移動通信業界は集計する。世界的にもまだ100万人を超える消費者がノート7を使っていることがわかった。