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韓経:安保のための核潜水艦、軍需部門「造船神話」作れる=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.28 13:50
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先月24日に北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に成功しながらこの潜水艦を持続的に追跡し、先制的に対応できる核潜水艦を韓国が保有すべきだという議論が急浮上している。良く知られている通り北朝鮮は数十隻の在来式の潜水艦を保有しており、1990年代から数回、韓国の海域に侵入したことがある。韓国は1987年ドイツからディーゼル式1300トン級の潜水艦を技術協力生産方式で導入して技術力を積み上げ現在は3000トン級以上の張保皐(チャン・ボゴ)Ⅲを国内技術で開発、建造中だ。張保皐Ⅲは高級技術である空気不要装置(AIP)を搭載している。

したがって潜航期間が少なくとも2週間になり、2~3日にすぎない従来のディーゼル式に比べて生存性と隠匿性が大きく優れていると評価されている。特にAIP技術は2005年1800トン級潜水艦を輸入しながら導入したが、数年前にこれを国内技術で開発することによって潜水艦技術と競争力の水準をワンランク高めることに寄与した。

 
このような技術力を基に最近、韓国の潜水艦をインドネシアに輸出するなど輸出産業化している。2011年大宇(デウ)海洋造船のインドネシア輸出は計10億8000万ドル規模で、潜水艦が国内で初めて1兆ウォン以上の大規模海外防衛産業市場を切り開いたという意味を持っている。最近ではインドネシア(追加受注)、ポーランド、ペルーなどを対象に潜水艦市場を切り開くために努めているが現在のところは輸出産業化の初期段階だ。

◆ディーゼル式の輸出産業化は初期段階

世界の潜水艦市場の規模はどれほどになるのか。英国の防衛産業市場調査専門機関であるSDI(Stratigic Defense Intelligence)によれば2015年末基準で世界の潜水艦市場規模は229億ドルと推定されている。米国を含む北米地域が全体の37.6%で最大市場を形成しており、アジア太平洋地域が32%、欧州が21.8%を占めるなどこれら3地域が全体の90%以上を占めている。

燃料推進の体系別にみればAIPをはじめとする従来のディーゼル式潜水艦市場は全体の39%に過ぎず核推進方式の原子力潜水艦市場が全体の61%を占めている。

このうち大陸間弾道ミサイルを搭載した攻撃原子力潜水艦(SSN)は全体市場の43%で、戦略原子力潜水艦(SSBN)は18%水準だ。世界の潜水艦市場は従来のディーゼル式よりもウラニウム濃縮、原子炉統制システム、推進システムなど最先端技術を適用した核潜水艦が大勢を占めている。核潜水艦市場は5大国家(米国・英国・フランス・ロシア・中国)が中心となっており、最近インドやブラジルが核潜水艦開発を推進している。

10年後のグローバル潜水艦市場の規模は現在よりも約60%増加した366億ドルと予想されるなど市場展望が非常に明るい。最近になって先進国を中心に国防予算を縮小し、グローバル防衛産業市場が大きく萎縮する状況で潜水艦市場の成長の見通しは示唆するところが大きい。2014年グローバル100大防衛産業企業基準の生産額は4420億ドルで2年前に比べて3.5%減少し、特にグローバル5大企業のうち米国ロッキード・マーティン社を除いた残りの企業の売り上げは前年対比で3~8%減少するなど経営悪化を体験している。


韓経:安保のための核潜水艦、軍需部門「造船神話」作れる=韓国(2)

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