韓国代表芸能企画事務所YGはどのように成功したか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.26 09:31
韓国を代表する芸能企画事務所のYGエンターテインメント(以下、YG)がことし創立20周年を迎えた。1996年弘大(ホンデ)前の半地下事務室で歌手の企画会社(「ヒョン企画」)からスタートしたYGを時価総額5478億ウォン(約500億円、KOSDAQ57位)規模に育てたヤン・ヒョンソク(47)代表プロデューサーに単独で会った。ことしは元祖アイドルグループ「H.O.T.」のデビューで象徴されるアイドル20周年で、YGの看板スターBIGBANG結成10周年でもある。
今月21日、ソウル合井洞(ハプチョンドン)のYG社屋で会ったヤン代表は「YGファミリーという言葉を使ってきたが今は会社が大きくなりすぎた。他の象徴的な言葉を考える時が来たようだ」として20周年の所感を明らかにした。実際、YGはBIGBANGやPSYなど歌手だけでなくカン・ドンウォンやイ・ジョンソク、チャ・スンウォンなど俳優やモデル、お笑いタレントなどが合流しながら所属アーティストが多様化した。また、化粧品・飲食業・衣類業など事業分野もかなりの勢いで拡張している。ヤン代表は「事業の多角化は今後も継続していく」としながら「(タコ足という指摘もあるが)ファッション・化粧品・フードは必ず手にしておかなくてはならない事業分野で、シナジー側面でやらないのは愚かなこと」と付け加えた。