韓経:【取材手帳】「受注の崖」でも賃上げ要求する現代重工業の労組
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.20 11:21
「不況なのに賃金を上げてほしいというのは正直、申し訳ない」。
最近会ったある造船会社の職員はこのように話して頭をかいた。最近、職員の間では現代重工業の労使交渉が話題になっているという。この職員は「会社が厳しいというのになぜ最後まで賃上げを要求するのかという意見が大半」と話した。意外だった。同じ業界に身を置くだけに労働組合の肩を持つと思っていた記者の予想は外れた。
現代重工業の労使交渉は5月10日に始まったが、4カ月間も空転している。当初は秋夕(チュソク、中秋)前の妥結が目標だったが遅れた。秋夕連休が終わり、現代重工業の労使交渉は再開される見込みだ。