<韓進海運法定管理>輸出品載せた船舶68隻、23カ国44港湾で足止め
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.05 10:46
韓国1位、世界7位の海運会社である韓進(ハンジン)海運の「法定管理行き」にともなう「物流大乱への懸念」が現実化している。世界に輸出商品を運んでいた同社の船舶のうち半分ほどが足止めされており、影響が輸出企業にまで及んでいる。韓国政府も官庁合同で「コントロールタワー」を作るなどあたふたと対応に乗り出した。法定管理が決定されてから5日ぶりだ。だが明確な解決策はない。
韓進海運が4日に明らかにしたところによると、同社所属の船舶68隻が足止めされている。韓進海運の保有船舶141隻のうち48.2%に当たる。入港できず海上で待機していたり、一部は差し押さえられた。主要港湾で韓進海運船舶に対して出入港を禁止したり荷役関連企業などが未払い代金の支払いを求めるなどの理由で作業を拒否しているからだ。こうした港湾は23カ国44カ所に達する。