【時視各角】金正恩氏「勝利の中の勝利」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.02 16:43
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が8月24日に「成功の中の成功、勝利の中の勝利」と興奮した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は、北東アジア安保秩序のゲームチェンジャーとして評価されている。潜水艦が韓・中・日・露が接している韓半島(朝鮮半島)の海中や米国のグアム・ハワイ近隣をひっかき回し、どんな角度からでも核ミサイル1発を飛ばせるからだ。今まで北朝鮮のミサイルは陸上の固定式や移動式発射台から飛んで行った。韓国の領土を狙う場合、どのケースでも南側に向かうのだから韓国の各種探知レーダーや迎撃ミサイルは全て北側を眺めている。
SLBM潜水艦が韓国の後方三面の海を深々と南下して核や生化学弾頭を装着したミサイルを後方から撃てば対応無策、防ぐ方法がない。多くの費用がかかるあらゆる軍事的対策が提示されているけれども、実際の効果をみるには6~7年は必要とされるという。その時まで韓国人は言ってみればSLBM免疫欠乏症に苦しめられるほかはない境遇だ。