身体に良いから…キムチ乳酸菌、パン・ビール・チョコレートの中に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.31 11:15
韓国は在来乳酸菌全盛時代だ。3年前、大企業がキムチ乳酸菌の商品化に成功して以降、最近ではパン・チョコレート・クラフトビールにも生存力が高いキムチ乳酸菌が溶け込んでいる。アトピーを患う息子のためにある研究者がキムチ乳酸菌開発を始めてから10年目のことだ。
CJフードビルのベーカリーチェーン「TOUS les JOURS(トゥレジュール)」はキムチ乳酸菌が入ったパン3種とケーキ3種を発売すると30日、明らかにした。練乳クリームに乳酸菌が添加されている。CJ第一製糖がキムチ乳酸菌から抽出した「CJLP-133」乳酸菌が使われている。TOUS les JOURSのイム・ジヘ商品チーム長は「乳酸菌をパン生地にも入れたりしてあれこれ試してみたが、食感と栄養素のバランスをよくするためにはクリームに乳酸菌を入れることが最も良いという結論を得た」と説明した。
乳酸菌が注目されたのは排便や便秘改善、有害菌の増殖抑制などに効果があると分かってからだ。CJ第一製糖関係者は「新型肺炎・中東呼吸器症候群(MERS)など病気に対する恐怖が過ぎ去って免疫力が強調されるようになり、乳酸菌を求める消費者も増えた」と話した。