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世界でブーム起こした「ポケモンGO」、2カ月たたずに人気に陰り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.24 08:42
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全世界にブームを巻き起こした「ポケモンGO」の人気が2カ月もたたずに下火になったという分析が出された。ポケモンGOは任天堂が投資したスマートフォン用拡張現実(AR)ゲームだ。7月6日のサービス開始から利用者が増加し、ポケモンGOが生み出す経済効果を指す「ポケモノミクス」という言葉まで生まれた。

しかしグローバルベンチャーキャピタルのアクシオムキャピタルマネジメントによると今月に入りポケモンGOの1日平均活動ユーザー数が減り始めた。ポケモンGOはサービス開始から2週間で1日の活動ユーザーが4500万人まで急増したが、7月下旬からは停滞した、最近では3000万人以下に落ち込んだ。7月第1週に100%を記録したゲーム忠誠度もやはり8月中旬現在60%に減った。

 
アクシオムのアナリストのビクトル・アンソニー氏は、「7月初めのサービス開始から短期間でブームを起こしたポケモンGOは短い全盛期を終え後退する様相」と話した。フェイスブックとインスタグラム、ツイッター、スナップチャットなどスマートフォン基盤のソーシャルメディア企業は喜んでいる。ポケモンGO人気によりスマートフォンでの自分たちのサービス利用頻度が減りかねないという懸念が減ったためだ。

ポケモンGOブームがさらに弱まる場合、拡張現実テーマ株全般が衝撃を受ける恐れがあるとの見通しも出ている。

任天堂の株価は7月6日の1万4380円から同月19日に3万1770円に高騰したが23日には2万2595円まで下がった。アンソニー氏は「グーグルトレンドデータを見れば、すでに拡張現実に対する関心は減っている。これに対しバーチャルリアリティ(VR)に対する関心は依然として高い水準」と話した。

しかし関連業界では当分ポケモンGO人気が続くという期待は変わっていない。ソフトウェア政策研究所のヤン・ユンソク研究員は「ポケモンGOの反応がピークから落ち込んだのは正常な現象で、すでに一般ユーザーが真性ユーザーとして定着する動きが現れたもの。任天堂の株価が下がってもブランド向上効果を無視することはできない」と話した。

日本のメディアも23日「ポケモンGOのキャラクターやアイテムを獲得できる場所では猛暑の中でもゲームを楽しむ人たちであふれている」と伝えた。未来アセット証券のシム・ウンソル研究員は「大手ゲーム会社と主要IT企業などが先を争ってARやVRサービスを出しており、ポケモンGO人気とは別にAR・VR市場はますます大きくなるだろう」と予想している。

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