【コラム】広開土王碑の憂鬱な真実…日帝改ざん説の全貌を把握すべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.18 11:38
情報は国力だ。情報は事実収集の情熱だ。それは国の栄辱を分ける。韓日の過去の歴史もそこで分かれた。
広開土王碑(好太王碑)にもそのような事情が絡んでいる。大王碑は感動的だ。碑石は中国吉林省集安にある。鴨緑江(アムノッカン)に近い満州の地だ。広開土は満州だ。大王の諡号は単純だ。簡明さは破壊力を高める。韓国人観光客は痛快になる。大王碑は詩句を刻んだ柱だ。巨大な碑石はガラスの碑閣に閉じ込められている。中国は高句麗の地位を引き降ろした。碑石は長い歳月を眠っていた。世の中に知られたのは19世紀末。その主役は帝国日本の若い将校だった。その事実で憂うつになる。