日本の人気男性グループＳＭＡＰが今年の年末に正式解散する。

ＳＭＡＰの所属事務所ジャニーズは１４日ホームページでの公式発表などで「ＳＭＡＰメンバーとの協議を重ねた末、１２月３１日をもって解散することにした」と明らかにした。この日未明にＳＭＡＰメンバーが協議した結果、数人が「今の状況でグループ活動をすることは難しい」という意見を出しながら解散を決めたと説明した。

ＳＭＡＰは今年１月にジャニーズから独立する問題をめぐってメンバー間で意見が分かれながら解散説が提起された。当時ファンたちの反発が予想より強まるとメンバーが民法テレビの生放送に出演して「グループ活動を継続する」との意思を明らかにしながら事態は結末を見た。彼らはその後６カ月余りかけてグループ活動の持続の有無を議論してきた。だが今月に入ってから、しばらく活動を休んで落ち着いて考える時間を持つのはどうかという所属事務所の提案に対し、一部のメンバーが「活動を休むよりは解散したい」という立場を明らかにしながら結局それぞれの道を歩むことになった。

１９８８年に結成された男性５人組グループＳＭＡＰは１９９１年に初めてのシングルを発売して以来、約２５年間にわたり日本を代表するトップスターとして活躍してきた。２００３年に発売したシングル『世界に一つだけの花』は２５０万枚以上の販売高を記録し、日本の歌手史上初のコンサート通算観客１０００万人を突破した。

メンバーたちは解散後も当分ジャニーズ所属でソロ活動を行う計画だ。ＳＭＡＰ解散に最も反対していたという木村拓哉は解散発表後「のみ込むしかないのが現状」としながらも「今まで応援してくださったファン、スタッフの皆さんを無視して解散という本当に情けない結果になってしまった」と遺憾を表わした。