【噴水台】慰安婦少女像と安倍首相の錯覚
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.09 07:40
誰かに何かをするなと圧力を加えたとしよう。選択の自由を奪われたと感じる場合、相手はしゃくに障ってそれをもっとしようとする。米国の心理学者ジャック・ブレームが説明した「ブーメラン効果」だ。
最近、慰安婦少女像問題に対する安倍政権の政策がまさにそれだ。安倍首相の側近は韓国政府に向かって日本大使館前の少女像を移転するべきだと連日、攻勢を見せている。それだけでなく1月には安倍首相の最側近の補佐官がワシントンに行き、「米国内に少女像が広まるのを防いでほしい」と注文したという。