韓国ファッションの中心地東大門、中国人バイヤーがうれしくない理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.19 10:36
中国でドラマ、歌謡、化粧品に続き「Kファッション」が韓流の中心軸として浮上している。自然で洗練されながらも個性が明確な服、芸能人だけでなく一般の人たちも気軽に日常で着られるスタイルがKファッションの特徴だ。
12日に韓国貿易協会が開催したセミナーでTモールグローバルのアルビン・リウ代表は「昨年4月にオープンしたTモール韓国館に現在600余りの韓国ファッションブランドが出店しているが、年成長率が50~60%に達する。韓国のファッションが化粧品人気の後に続くだろう」と話した。Tモールグローバルは中国のアリババグループが運営するオンラインショッピングプラットフォームだ。
Kファッション人気の明暗はソウル・東大門(トンデムン)卸売商街ではっきりと分かれる。東大門で韓国商品をサンプルとして購入し、大規模に再生産する中国衣類バイヤーが急速に増えたのだ。競争力のある韓国人デザイナーのKファッションが「コピー品」に変わり中国の模造品と競争しているのが現実だ。