東大門、深夜の客減少で営業時間を短縮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.15 16:57
「皆様、ショッピングはお楽しみいただけましたか。残念ながら閉店の時間となりました…」。6日夜12時前、東大門斗山タワー(ドゥータ)ショッピングモール2階の女性カジュアル売り場では、この日の営業時間の終了を知らせる案内放送が流れた。当時の客は約60人で、2階の職員の数(58人)より少し多かった。中国の国慶節連休(1-7日)を迎えて韓国を訪れた中国人観光客がほとんどだった。500坪(1652.9平方メートル)規模の2階(41店)のある店のイ代表(34)は「10年前までこの時間なら各階に100人以上の客がいた」とし「最近は深夜に来る客が少ないので、先月リニューアルした後から営業時間を夜12時までに短縮した」と話した。
東大門商圏の夜の風景が変わっている。東大門という巨大な卸売市場商圏の特性上、小売り中心であるショッピングモールも朝まで営業をしていたが、最近は0時に深夜営業を終えるところが増えている。最も代表的なところがドゥータだ。ドゥータは1999年にオープンした後、午前10時30分から翌日午前5時まで営業していたが、先月リニューアルし、営業時間を夜12時(金・土曜日は除外)までに変更した。
昨年5月にオープンしたロッテ・フィットインは最初から営業時間を夜12時までとした。キム・ヒョグン営業チーム長は「ロッテブランドが持つ高級なイメージと深夜営業は合わない」とし「また深夜時間帯の売り上げに関する正確な資料もなく無条件に従来のこの地域のショッピングモールのように夜通し営業をし、商人を苦労させる必要はないと判断した」と述べた。続いて「先月から年末まで一時的に週末のみ午前2時まで延長営業をする」とし「その資料に基づき、来年の営業時間を決める計画」と述べた。