ポケモンGOブームが見せる日本の知的財産権の力…韓国は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.15 10:57
今月8日にソウルを訪れた映画『キャプテン・アメリカ』シリーズのジョー・ルッソ監督は「グローバル・コンテンツ市場で最も重要なのは普遍的なストーリーテリングと強烈なキャラクター」、「だからIPやコンテンツ、ストーリーテリングに集中している」と話した。ルッソ監督が演出したキャプテン・アメリカシリーズ3作目の『シビル・ウォー』は、米国漫画出版社のマーブル・コミックスの原作IPを活用した。この映画は今年5月の1カ月間で世界中で10億5400万ドル(1兆2500億ウォン)を手にした。ヒーローキャラクター毎に異なる物話と世界観が盛り込まれたマーブルの原作は強力なIPビジネス資源とされている。マーブルは2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーが40億ドルで買収した。
韓国でもゲーム業界を中心にIPを利用しようとする試みが活発だ。16年来の人気ゲーム、リネージュを開発したNCSOFTはリネージュIPに後続のゲームはもちろん、ミュージカルやフィギュア商品を作っている。ネクソンの人気ゲームのメイプルストーリーやカートライダーもIPで競争力が高い。海外市場に出ているネットマーブルはマーブル・ディズニーのようなグローバルIPを活用したゲームで利益を得た。