<THAAD>安哲秀氏「配備決定は国民投票で」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.11 15:25
安哲秀(アン・チョルス)前国民の党代表が10日、「高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備は国民投票をすることを深く検討しなければいけない」と主張した。
安前代表はこの日、「THAAD配備は軍事・安保だけの問題でなく経済・外交、国民の生活に直接影響を及ぼす問題であるため、社会的な合意で決める必要がある。平沢(ピョンテク)米国基地移転のように国会の批准がなければならず、国民投票をすることも真剣に検討しなければいけない」という内容の個人声明を発表した。また「THAADの性能が検証されていない点、結局は数兆ウォンの費用を負担する可能性が高い点、中国との関係悪化による経済的打撃、電磁波による候補地域の葛藤などの問題点を考えて進めていくべきだ」と強調した。国会議員全体が参加する全員委員会(国会法63条の2)の招集も提示した。