中国の激しいTHAAD反発、韓国企業が緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.11 09:02
高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島(朝鮮半島)への配備決定に対し中国が連日激しく反発している。
中国の王毅外相は9日、「THAADの配備は韓半島防衛需要をはるかに超えるもの。どのような弁解も無気力だ」と話した。また、「このような挙動(THAAD配備)の背後にある本当の図謀に対し疑問を提起する権利と理由がある」と付け加えた。これはTHAADが中国を狙ったものではなく北朝鮮の核・ミサイルの脅威に備えた防衛用武器であるだけという韓米当局の説明を受け入れられないという立場を明らかにしたものだ。
王外相は続けて「韓国の友人はTHAAD配備が韓国の安保と韓半島平和安定に本当に有利なのか、韓半島の核問題解決に役立つのかどうかに対し冷静に思考することを希望する」と注文した。王外相の発言は訪問先のスリランカで現地メディアのインタビューを受ける中で出てきた。訪問目的と関係のない問題に対し心を決めて発言したという意味だ。中国外交部は王外相の発言内容をすぐにホームページで公開した。