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韓国遠洋漁船「船上殺人」の全貌が明らかに(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.04 09:47
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AとBはさらに韓国人航海士のイ氏まで殺害しようとした。Aはイ氏に甲板に出てくるようジェスチャーを見せた。イ氏はAと甲板でもみ合い、Bも加勢した。しかし武術を身につけていたイ氏に刃物を奪われて取り押さえられた。

イ氏はAとBを寝室に入れ、残りの船員に監視するよう指示した。こうした渦中にも落ち着いて状況を統制したイ氏は船長の役割を代行した。イ氏は船上で殺人事件が発生したことを釜山の船会社(グァンドン海運)に伝えた。現地時間で当日午後9時、韓国時間では先月20日午前2時だった。その後、イ氏は落ち着いて船を運航し、海警捜査チームが急派されたビクトリア港に先月23日夜に入港した。こうして殺人事件後の緊張した状況は追加の被害なく終わった。

 
釜山海警は加害船員2人を除いた残りの船員を相手に行った調査で、操業を督励する意味での暴言はあったが暴行などはなかったという陳述を確保した。釜山海警は「本国に戻れ」という叱責を受けた加害船員が船から降りて帰国する場合に生じる経済的打撃のために犯行に及んだと判断した。実際、ベトナム船員の月給は100万ウォン(約9万円)にならないという。

ベトナムで暴力の前科があるAは殺人容疑を認めたが、Bは否認していると、海警は伝えた。裁判所は1日、拘束令状を発行した。

一方、海警は航海士イ氏を「単純申告者」ではなく「積極検挙者」と判断し、褒賞することを検討している。


韓国遠洋漁船「船上殺人」の全貌が明らかに(1)

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