韓国に手づくりビール熱風…「地ビール」のように地域の特色生かしたビールも(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.27 14:01
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韓方医として働いていたが、ビールの魅力にハマり手づくりビールパブ「THE BOOTH」を立ち上げたキム・ヒユン代表。
「おいしいビール一杯」の力は大きかった。韓方医として働いていたキム・ヒユンさん(29、「THE BOOTH」代表)は2012年、偶然立ち寄った手づくりビールパブで「智異山(チリサン)IPA」というビールを味わった瞬間を今でも鮮明に覚えている。「わあ、これ何?…と、今まで飲んだビールとは全く違う豊かな味に驚きました」。その日以降、異なる味を求めて国内外の手づくりビールパブや醸造場を尋ね歩く「ビールオタク」の道に入った。
2013年、「韓国ビールは北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールよりまずい」というコラムを書いた元エコノミスト記者のダニエル・チューダーさんと当時恋人で現在は夫のヤン・ソンフさん(29)とともに梨泰院(イテウォン)経理団(キョンリダン)キルに手づくりビールパブ「THE BOOTH」をオープンした。「人々が知らない新しい味を紹介したかったんです」。2年が過ぎた今、「THE BOOTH」は6つの手づくりビールパブを運営して80種余りの外国手づくりビールを輸入・流通する会社へと成長した。