歌手キム・ヒョンジュンの元恋人チェさんが無嫌疑処分を受けた。

チェさん側代理人のソン・ジョンムン弁護士は２４日、韓国日刊スポーツに「昨年７月にキム・ヒョンジュン氏がチェさんを相手に出した特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反（恐喝・訴訟詐欺）・誣告・出版物による名誉毀損など４つの罪目について全て無嫌疑処分が出た」と明らかにした。

さらに「この判決は先月１９日に出たが、メディアプレーはするまいと静かにしていた」として「チェさんはその間、全国民的な詐欺師に変身させられて大変な毎日を送った。無嫌疑処分を受けたがキム・ヒョンジュン氏は依然として謝罪もなく反省する様子がない。必ず謝罪するべきだ」と強調した。

ソン弁護士は「赤ん坊の母親であり実の母親が恐喝犯・詐欺師と呼ばれて告訴をしながら、人格を失墜させた。無嫌疑を受けたが知らされず、チェさんは引き続き一部の非常識なファンたちによって悪性コメントなどに苦しめられた。今こそ反省すべきだ」と話した。

昨年７月キム・ヒョンジュンは出産を１カ月後に控えたチェさんを相手に刑事告訴した。キム・ヒョンジュン側はチェ氏が臨月の状態なのに「被疑者が調査を避けるために海外逃走する恐れがある」として裁判所に出国禁止申請を出した。刑事告訴事件は一段落したが昨年４月にチェさんがキム・ヒョンジュンを相手に出した民事訴訟は依然として進行中だ。