エリクソンＬＧのＬＴＥ技術流出疑惑でファーウェイコリアに家宅捜索

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.24 08:27

ＬＴＥ移動通信技術流出疑惑がもたれているファーウェイ（華為）コリアに韓国検察の家宅捜索の手が入った。

ソウル中央地検先端犯罪捜査２部（部長イ・グンス）は２３日、ソウル中区（チュング）にあるファーウェイ（華為）コリア本社に対する家宅捜索を２０日に実施したと明らかにした。これは情報通信企業「エリクソンＬＧ」が中国ファーウェイ韓国法人の役員を技術流出容疑で告訴した事件を捜査する過程で行われた。

昨年３月エリクソンＬＧは、同社で移動通信ＬＴＥネットワーク供給業務を担当していたＡ氏が２０１４年６月にファーウェイコリアに移る際、ＬＴＥ－Ａ関連技術を移動式保存装置（ＵＳＢ）に入れて引き出したとし、Ａ氏を警察に告訴した。ＬＴＥ－Ａは現在韓国で最も広範囲に使われている移動通信技術だ。検察はことし４月に同事件の送致を受け、Ａ氏など関係者らを調査している。