韓経:【寄稿】韓国・サウジの新しい経済協力の信号弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.23 10:36
先月、黄教安(ファン・ギョアン)首相に随行してサウジアラビアを訪問し、中東地域の状況が急速に変化しているのを実感した。イラン核交渉の妥結、シリア内戦、イスラム国(IS)の跋扈(ばっこ)など中東地域内の国際関係力学が複雑に展開していることを感じた。世界的に原油安がニューノーマルとなった経済環境で、中東国家が「ポストオイル」時代に備えるため産業多角化政策の準備に苦心している。
サウジは韓国原油導入量の約30%を占める第一の原油供給国であり、海外建設受注累計額の20%を占める第一の海外建設受注国だ。歴代政府は韓・サウジ関係を重視してきた。