【社説】慰安婦妥結後の韓日経済協力アップグレードに期待
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.30 15:53
韓国と日本の経済界が慰安婦問題妥結を大歓迎している。全国経済人連合会は昨日、「両国が新しい希望の100年を迎えることを期待する」とし「経済協力でグローバル経済成長に寄与したい」と明らかにした。日本経団連も「経済交流は両国間の外交の安定が大前提にならなければいけない」とし「前向きな決定」と歓迎の意を表した。韓日間の経済協力が活気を取り戻す見通しだ。
その間、韓日関係悪化が両国経済に及ぼした悪影響は非常に大きかった。両国間の貿易額は2011年に過去最高の1080億ドルとなった後、4年連続で減少傾向にある。今年も11月まで貿易額は656億ドル(輸出235億ドル、輸入421億ドル)と、前年同期比17.8%減少した。日本の韓国投資額も2012年の45億ドルから昨年は15億ドルへと3分の1に減った。日本人の韓国観光も3年前に比べ半減した。韓国の反日感情と日本の嫌韓ムードがもたらした結果だ。韓国の環太平洋経済連携協定(TPP)参加にもマイナス要因として作用した。