「サムスン、未来の収益源先取り」別動隊を構成(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 11:22
サムスン電子がスマートフォンと通信装備・家電市場での掌握力を高めるために事業部を越えた連合チームを設けた。4月に京畿道水原(キョンギド・スウォン)の本社社屋21階に作られた「次世代事業チーム」だ。ITモバイル(IM)部門直属で作られたこのチームには、スマートフォンを作る無線事業部、通信装備を作るネットワーク事業部、消費者家電(CE)部門と半導体チップを作る部品(DS)部門から100人を超える核心人材が選ばれた。
チームを率いるネットワーク事業部長のキム・ヨンギ社長はこのほど中央日報の取材に対し、「変化が深刻な時に1歩先に進むには事業部間の力を集めシナジーを出すことが重要だ。第5世代(5G)通信市場で未来の収益源を先取りするためにサムスン電子のすべての事業部が力を合わせたもの」と話した。