韓国500大企業の収益性も米国・中国・日本に及ばず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.13 15:01
韓国経済新聞が韓国経済研究院と共に韓国・米国・中国・日本など4カ国の時価総額上位500大企業の売り上げと利益増減率などを確かめた結果、昨年の国内企業の成長性(売り上げ増加率)が最下位に落ちた。サムスン電子・現代自動車など国内時価総額500大企業の成長性だけでなく収益性などほとんどの項目が遅れを取っていることが明らかになった。国内主要企業の「現在」だけでなく「未来」までも容易ではないという心配が大きくなっている。
◆国内の看板企業ら成長性そがれる
分析の結果、韓国の看板企業の成長基盤まで揺らいでいると把握された。昨年の国内の時価総額500大企業の売り上げ増加率は2008年(マイナス12.67%)金融危機後初めてマイナス成長(マイナス2.25%)を記録した。昨年、米国が1.86%成長して中国が6.59%成長したことと比較される。2014年にマイナス成長(マイナス9.63%)だった日本企業の昨年の売り上げも10.24%増えたと推定されている。2014年対比の基底効果で昨年の円安で輸出が増えながら日本企業の売り上げが大きく増えたという分析だ。