「反中戦線」手を握った米国・インド、軍事分野で密着
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.09 09:38
6~7日の米中戦略経済対話で中国と鋭く対立した米国が、インドとの協力強化に出た。中国牽制という共通目標のもと米国・インドの両国はまず安保協力の範囲を拡大していくと予告した。オバマ米国大統領とインドのモディ首相は7日、核心防衛産業技術の共有とアプローチを自由にするなど国防協力を推進することで合意した。この日オバマ大統領は米国を国賓訪問中のモディ首相とホワイトハウスで首脳会談を行って、国防・エネルギー・気候変化・対テロをはじめとする懸案を議論した。
ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は「軍需・海洋情報の共有、米国の航空母艦の移動に関する重要な国防協約をまとめる上で進展を見た」と明らかにした。訪米中のSubrahmanyam Jaishankar外務次官もAP通信とのインタビューで「米国がインドに『主要な国防パートナー』の地位を付与する用意があることを明らかにした」と話した。主要国防パートナーになれば米国の同盟や最も近い友邦のように核心防衛産業技術を共有することができる。共同声明には米国とインド間の国防関係が「安定のイカリ」になりうるという表現が入った。国防協力の核心である「物品・役務相互提供協定(ACSA)」も近く締結される見通しだ。