友好国を挙げながら韓国を抜いたカーター米国防長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.07 07:41
4日にシンガポールで行われた韓米国防相会談で、カーター米国防長官は韓民求(ハン・ミング)長官を「同志(colleague)」と呼んだ。韓米同盟については「核心(linchpin)」という表現を使った。北朝鮮の挑発への対応だけでなく、地域の平和と安保においてそれだけ重要という意味だ。
しかし会談直前に35カ国の代表にしたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)本会議の演説では、友好国に言及しながらも韓国を抜いた。カーター長官はこの日の演説で、「原則に立脚した安保ネットワーク(principled security network)」という新しい理論を持ち出した。
この表現を38回も使いながら27カ国間、両者または多者ネットワークの強化が必要だと強調した。カーター長官は「米日関係は米国の対アジア政策において非常に重要な役割をしていて、いつよりも強固」と話した。「イラクとシリアで一緒にしている豪州とも良い関係を維持している」とも話した。続いてフィリピン・インド・ベトナム・シンガポールなどとの関係にも言及し、パートナーシップを見せていると語った。