独島（ドクト、日本名・竹島）で歌手キム・ジャンフンと囲碁棋士の李世ドル（イ・セドル）九段の特別対局が行われる予定だ。

キム・ジャンフンの所属事務所コンヨンセサン側は、６月末にキム・ジャンフンと李世ドル九段が独島で囲碁の特別対局を行うと明らかにした。天気によっては独島に上陸できない場合もあるため、対局日時は６月２８日から３０日の間になるとみられる。

今回の行事はキム・ジャンフンが数年前から企画してきたもので、李世ドル九段がこれを快く受諾し、実現することになった。２人１組のペア囲碁形式で行われ、キム・ジャンフンと女流棋士、李世ドル九段と女性アマ棋士がチームを組む。李世ドルとアルファ碁の世紀の対決で高まった囲碁人気を継続するという趣旨で進められた。

スポンサーシップを通じた後援支援金が優勝と準優勝チームにそれぞれ渡され、勝ったチームがより多くの寄付をする。また本対局のほか、約１０人の子どもが参加し、子どもへの囲碁普及のための広報にも力を注ぐ予定だ。コンヨンセサン側は参加対局者、賞金規模などが決まりしだい別に伝える計画だ。

一方、キム・ジャンフンは昨年末から韓国棋院の広報大使として活動中で、李世ドル九段とアルファ碁の対決に客員解説者としても登場し、話題になった。韓国棋院公認アマチュア六段で、芸能界を代表する囲碁愛好家だ。