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側近より血統…金正恩、兄妹と定期「統治会合」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.24 13:11
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3兄妹の元山会合は金正恩の元山重視と関係があるとみられる。近隣の馬息嶺(マシクリョン)に大規模なスキー場を造成し、元山葛麻飛行場を国際空港規模にリフォームした。これに関し、在日だった生母・高英姫(コ・ヨンヒ)が1960年代に北送船に乗って到着したところであるためという見方もある。かつて高英姫が平壌権力内部で「元山宅」と呼ばれたのもこのような理由からだ。24日は3兄妹の生母・高英姫の12周忌だ。

金正日総書記は28年間一緒に暮らした高英姫がフランス・パリで乳がんで死去すると、特別機で運んで平壌大成山(テソンサン)地域に墓地を作った。モスクワで晩年を過ごした初恋相手の成ヘ琳(ソン・ヘリム)が2002年に死去しても北朝鮮に戻れなかったのとは対照的だ。

 
第7回党大会で戴冠式を行った金正恩が本格的な家系偶像化をするという見方もある。生母の高英姫をどう北朝鮮住民に知らせるかは悩みのようだ。在日だった高英姫の父が日本軍の軍服を作る工場の幹部だったという点がアキレス腱になるかもしれないからだ。

北朝鮮住民の間では「元帥様(金正恩)は白頭(ペクトゥ)血統ではなく富士山血統」という噂があるという声も聞こえる。執権初年度の2012年初め、高英姫が登場する記録映画『偉大な先軍朝鮮の母』を公開し、労働新聞では「平壌の母」として偶像化を試みたが、中断している。


側近より血統…金正恩、兄妹と定期「統治会合」(1)

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