国連事務総長退任後の活動を支援する潘基文財団の設立を推進
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.05.22 11:36
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の退任後の活動を支援する「潘基文財団」(仮称)の設立が推進されている。
複数の外交消息筋が21日に明らかにしたところによると、外交部高官を務めた潘事務総長の後輩2~3人が来年の発足を目標に財団設立準備過程を主導している。潘事務総長の任期は今年12月31日までだ。準備作業に関与している元外交部長官のA氏は中央SUNDAYとの通話で「財団設立問題を周辺の人たちと相談している」と明らかにした。
彼は「潘事務総長が退任後韓国に戻ればオフィス、車両、警護などが必要だが、韓国政府や政界でそうした問題に気を遣っておらず私が乗り出した」と背景を説明した。彼はまた「潘事務総長の退任後の動きに対し政界が大きな関心を持ち、彼の言動のひとつひとつが政治的に注目されており、準備作業も慎重に進めている。政治的な意味はない」と話した。