<インタビュー>「韓国は教育革新モデルを外国から探すのではなくソンビ精神活かすべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 11:32
エマニュエル・パストリッチ慶煕(キョンヒ)大国際大学院教授(52)は韓国人よりも韓国に対する自負心が強い外国人だ。韓国文化の価値と潜在力を口がすっぱくなるほど力説して回っている。「韓国が一群の経済奇跡を成し遂げた背後には、数千年の間続いた知的伝統がある」という主張も彼の常套句だ。昨年、朴槿恵(パク・クネ)大統領が閣僚会議で言及して話題になった彼の著書『韓国人だけが知らない別の大韓民国』でも、ソンビ(朝鮮時代の学識が高く高尚な人)精神と礼学・風水など私たちの伝統文化の強みを前に出すことをはばからなかった。
18日、ソウル仁寺洞(インサドン)で会った彼は小説家・韓江(ハンガン)のマン・ブッカー・インターナショナル賞受賞の便りを話題に上げた。「韓国文化の多様性と活気に世界が注目するのは当然だ」としながら自身の「先見の明」に満足しているようだった。
--2011年出版した『人生は速度でなく方向だ』の改訂版が出版された。過去5年間、韓国人の意識にはどのような変化があったと考えるか。