危機の韓国造船・海運業、解法は日本にある(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.05.02 14:50
◆好況まで毎年数兆ウォンの赤字耐えてこそ
造船海運分析企業のクラークソンリサーチによれば先月末基準の韓国造船業界の受注残高は2759万CGT(価値換算トン数)で中国に続き世界第2位だ。単一造船所では大宇の玉浦(オクポ)造船所、現代重工業の蔚山(ウルサン)造船所、サムスン重工業の巨済(コジェ)造船所が世界1~3位だ。受注残高は12年ぶりの最低値だが、依然として1年半程度の仕事が残っている。国際海事機関(IMO)が今年から作る船については親環境の設備規制を大幅強化したのも、関連技術力を備えた韓国企業にとっては好材料だ。