北朝鮮36年ぶりの最高機関大会、「金正恩総書記時代」開かれるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 11:58
◆経済政策の骨組み=80年の第6回党大会時のハイライトは、延々5時間にわたる金日成(キム・イルソン)の事業評価報告だった。第7回党大会では金正恩が党中央委評価報告を数時間かけて行う可能性が高い。ソウル大学統一平和研究院のチャン・ヨンソク専任研究員は「今回の党大会で最も重要なのが経済強国のビジョン提示」として「分野別の政策目標を出して、バラ色の青写真を描こうとするだろう」と予想した。
金正恩はすでに今年1月の新年の辞で「人民の生活問題が一番の国事」として「5月の第7回党大会を通じて輝かしい設計図を広げる」と公言した。IBK経済研究所のチョ・ポンヒョン首席研究委員は「金正恩が経済成果に関するビジョンを作るよう指示しながら『手でつかみやすくさせること』を何度も強調したという」と話した。世宗研究所のぺク・ハクスン首席研究委員は「人民生活の向上のために『我々のやり方での経済発展』というスローガンを前面に出しながらも慎重に改革・開放措置を盛り込むかもしれない」として「例えば経済開発5カ年計画などを出す可能性もある」と話した。