三菱自動車の燃費操作、１９９１年から始まっていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.27 16:35
三菱自動車が１９９１年から、事実上燃費を操作してきたことを認めた。
相川哲郎・三菱社長は２７日、国土交通省で記者会見を行い、「これまで社内の自浄作用はなかった」として頭を下げた。相川氏は「法令違反をしながら燃費を測定してきた具体的な情況を把握するために、弁護士３人が参加する特別調査委員会を設置した」と明らかにした。
これに先立ち、三菱自動車は２０日に記者会見を行い、「ｅＫワゴン」「ｅＫスペース」と日産から委託されて生産した軽自動車「デイズ」「デイズルークス」など計４車種に対して燃費操作事実を認めた。これらの車両は合計で６２万５０００台に達する。１９９１年から燃費操作があったことを認めた三菱自動車の告白によって問題車種はさらに増えるものとみられる。
一方、石井啓一・国土交通相はこの日記者会見をを開き、燃費操作再発防止のための実務チームを設置すると明らかにした。これまで、メーカー任せだった燃費算出根拠の「走行抵抗値」等の走行試験資料提出を義務化する方案も検討する予定だ。